リズム、タイミング、バランス!

こんにちは。Ken’s成田校の稲葉です。

テニスでとても大事とされる3要素は、「リズム」・「タイミング」・「バランス」です。

これだけ広いテニスコートの中で縦横無尽に飛び交うボールを、しっかりと打ち返すためには、いくらしっかりとしたフォームを持っていても、やはり「スイングワーク」と「フットワーク」を上手に噛み合わせないといけません。

スイングをすることは、道具を使うテニスというスポーツとして、もちろんとても楽しいのですよね。

問題は体を動かすことです…。

動くボールに、体の位置を、打つ場所に合わせるフットワークが足りないと、打点がズレて「バランス」が崩れてしまい、打つ「タイミング」が合わないことになります。

難しいことに、ただその瞬間だけガムシャラに動き始めても、うまくいかないのがテニスの歯がゆいところです…。

つまり、普段から小刻みにステップを踏んで、動く「リズム」を意識できると、身体のスムースな動きが期待できるものとなります。

そこで、そんなテニスの難しいとされるフィジカルやコーディネーション的なところを、楽しく訓練できるトレーニングがあったのです!

プロ野球の球団が試合前のウォーミングアップで面白いのをやっているなぁ〜と思って調べているうちに、興味心が湧いて・・・。

それがこれです!先日、念願だったそのトレーニング法の資格を取ってきちゃいました!


スポーツリズムトレーニング」というトレーニング法です。

日頃から、ジュニア選手コースに「足を動かせ!!!!」ということを年がら年中言っておりますが、このリズムトレーニングを取り入れることで、ただの根性論の世界じゃなくなります。

フットワーク理論とは別に、リズムを覚えることで「打つタイミング」が劇的に良くなることが期待できるのと、体を動かし続けることの楽しさそのものを覚えることができます。

外国の選手は、「リズム感覚」というものが優れており、日常の中にあるリズム感覚そのものが競技に反映されていることが多いですよね。

スポーツリズムトレーニングでは、こんなラインを使って、いろんなリズムの動きを取るわけですが、リズムに合わせることの難しさはありますが、これが面白い!


ビートの速いテンポの音楽に合わせて、身体を動かす「リズム」・「タイミング」・「バランス」と、持続性が必要だけでなく、集中力を養うこともできます。

音楽があることで、リズムを合わせなければならないことから、サボることも簡単にはできないところが良いなと思いました。


練習前や試合前のウォーミングアップには最適ですね。

野球からサッカー、バスケットボールなど、様々な競技で大きく注目されているトレーニングです。


私が取得した資格は「ディフューザー」という一番下の資格ですが、テニスのトレーニングに応用して、取り入れられるようにしたいと思います!

現在、Ken’s Narita Junior Projectのウォーミングアップに取り入れてやっておりますが、このトレーニングを練習開始時に行うことで、スタートのパフォーマンスが随分変わったのを実感しております。


このトレーニングの成果として、「怪我をしなくなった」という声もあるそうです。子供達の体操で取り入れることで、運動能力の向上にも大いに役立っているそうです。

とても勉強になりました先日の講習会ですが、はるばる群馬まで行って待望の研修を受講することができて良かったです!

工夫を凝らせば、様々な形でプラスになるトレーニングですので、応用できるようにしたいと思います!