ITF(国際テニス連盟)ジュニア大会遠征 in フィジー

こんにちは。上馬場です。
小島ヘッドコーチより遠征報告です。

今年2回目の海外へのITF(国際テニス連盟)ジュニア大会遠征は、
6/21出発、7/5帰国(15日間・2大会)の日程でフィジーを選びました。

なぜフィジーなのか。
実は同じ期間にアジアでは中国、タイ、インドネシアで同レベルの大会が開催されていたのです。

しかし、エントリーの変更が許される「ウイズドロー(エントリー取り消し)締切日」が近づいてきても連れて行く3人(ヒルスからは木島菜々花、大岡歩生、外部からは私の沖縄時代の教え子の大村蒼太)全員が出られそうなのはフィジー大会だけだったのです。

理由は、直行便が毎日飛んでいないこと。
直行便以外ではオーストラリアやニュージーランドを経由して10数時間かけないと行けない不便さとリゾート地特有の物価高も手伝って、他の3か国よりも不人気だったわけです。

皆さん、フィジーはどんなところだと思いますか。
南の島で常夏の気候。私が10年以上住んでいた沖縄のようなところです。
空港から試合会場のあるフィジー第2の町ラウトカまでずっと続くサトウキビ畑の景色。
沖縄と同様に「観光と砂糖」が主要な産業であることがよくわかります。

試合会場の近くに大きな砂糖の精製工場(サトウキビから砂糖を作る)があり、風向きによっては工場から出る灰が降ってきたり、臭いが慣れるまでは大変でした。

しかし、悪いことばかりではありません。
人々はフレンドリーでやさしく、「おもてなしの心」にあふれていました。
私たちは、朝6時過ぎから朝練を開始しましたが、外はまだ薄暗い状態です。
何と大会のスタッフが6時には会場に来てくれて、照明をつけてくれたり、
前夜雨が降ると水はけまでして待ってくれていました。これには感激しました。

さて、試合ですが、3人はそれぞれ頑張りました。
菜々花は、ダブルスで初のベスト4。私は、常々「優勝争い = ベスト4以上」と言ってきました。
彼女はITFジュニア5大会目で優勝争いに加わったのです。
次はシングルスでベスト4以上を期待したいと思います。彼女の実力ならできます!

歩生は、この大会でも最年少の参加でした。
本大会もコンソレーションも練習試合もすべて年上の、彼よりもレベルが上の選手ばかりが相手です。
「失うものがない」ので伸び伸びとプレーしていました。
そんな中でダブルスで「これまでで最高のプレー」を見せてくれました。シングルスの
優勝者のペアにセットオールでファイナルのスーパータイブレーク5オールまで競り合ったのです!

そして、蒼太はついにITFポイントを獲得しました!世界ジュニアランキングが2294位で初登場です。
ここから100位以内を目指します!
長く険しい道のりですが、時速200km以上のサービスを打てる可能性のある数少ない日本人選手なので期待したいと思います。

秋にはこのメンバーで、またITFジュニアにチャレンジしたいと思っています。