テニススクールに通う！スクールから始まった私の20年のテニスライフ！Vol.5

こんにちは。
Ken’sインドアテニススクール成田のじゅんじゅんです。

人との出会いによって、自分の考え方や生活が大きく影響されることって、どなたにも経験のあることではないかと思います。
私もテニスをしていく中で、たくさんの恩人と出会いましたが、その1人にあるコーチがいます。

テニスを始めて、3〜4年経った頃でしょうか。私は相変わらず、週1回、1レッスンのテニスをしておりました。(詳しくは、Vol.1、Vol.2をご覧下さい😁)
ある時、振替レッスンでそのコーチのところへ行きました。
そのコーチはカリスマコーチ達のように特別人気があるとは言えませんでしたので、少人数でのレッスンでした。
最初は、しめしめ…これはたくさん打てるぞ！ぐらいの気持ちでしたが、そのコーチがテニスに対して真面目で、上達させる為に真剣にアドバイスをしてくれるので、私はそのコーチのレッスンに度々振り替えて行くようになりました。

ある時、コーチに
「あなたは実践向きです。試合に出た方が良いと思います」と言われました。
試合どころか、スクールの外でもテニスをしたことがないのに💦と焦りました。
私　「し、しあい、ですか⁉️」
コーチ「そんなに大袈裟に考えなくても大丈夫なんですよ」
と言って、事務所から古いテニス雑誌を持って来てくれました。
当時は、まだまだインターネットが普及していませんでしたので　その雑誌の綴じ込みの試合募集欄を見せてくれて
「ほら、こんなに小さい大会がありますから、こういうのから出たらどうですか？
この雑誌、もう処分する予定なので
持って帰って良いですよ」
と渡してくれました。
試合か〜。考えたことも無かったな…。

それから間もなくして、スクールの知り合いが試合に誘ってくれました。私は、レッスンの最後のせいぜい1ゲームしかしたことがありませんでしたので、場違いになるのではと、とても悩みましたが、コーチの言葉を思い出して、思い切って出てみることにしました。

コーチに試合に出ることを報告したいと思いましたが、残念ながらその機会はありませんでした。
と言いますのも、私が雑誌を貰ってから数週間後に、コーチはテニススクールを辞めていたのです。前から辞めることは決まっていたそうなのですが、たまに振替で行っていた私は、情報が掴めていませんでした。
その後私は試合に出たことがきっかけで　テニス馬鹿ぶりが加速していきます。

私は今でも時々、そのコーチのことを思い出すことがあります。
今はどうしているのでしょう。
コーチにとっては、何気ない一言だったかも知れませんが、あの時のコーチの一言が、私のテニスの世界を広げ、楽しく豊かなものにしてくれた事を本当に感謝しています。

そして、こうして私は、1ゲーム以上カウントした事が無いまま、いきなり試合の日を迎えることになるのです😅

続く…