ストリングキャンペーン始まりました!「張替えの目安とは?その1」

本日より「ストリングキャンペーン」がスタートしました!

 

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さて、本日よりKen’s全校で始まったストリングキャンペーンですが、そろそろ張り替えをしなければならない方は、これを機にぜひ割引になるこの期間をご利用ください。

 

数回に分けて、ストリング情報やコーチたちのこだわりストリングを紹介したいと思います。

 

今回は、「張替えの目安」となるものを、一つ紹介したいと思います。

 

一般的に張りかえる目安となるものは以下のものがあります。

・「3ヶ月」に一度は最低限張り替える。

・雨の日に使った、ぬれたサーフェス、ボールを打った。

・肘や手首が痛くなり始めた、すでに痛めている。

・久しぶりのテニスで、ずっと長い間ラケットを閉まって置いた。

・車の中に放置したままにしておいた。

 

などなど、ストリングは消耗品で、月日とともに劣化していくものとなりますので、どんどんテンションが緩んでしまいます。

打球感触が悪いと、打っていても気持ち良くないので、アウトミス、コントロールミスが増えるので、当然テニスも楽しくなくなってしまいます。

 

もう一つは、「スピンのかかりが悪くなる」という点を紹介します。

 

ストリングの機種によっては、ポリ系ストリングだったり、最近増えている「3角形」あるいは「4角形」の角が付いているストリングなどがあり、昔でいうスピンガット(ねじれを入れたもの)よりもはるかにスピンがかけやすくなりました。

 

スピン(回転)とは、ストリングの性能でいうと、どんな状態になることで回転がかかるようになるか?
そこに注目をすると、一つの張替えをしようと考える目安になるかと思います。

 

スピンは、メインストリング「縦糸」による影響が主に強いとされ、打球感はクロスストリング「横糸」の感触と言われております。

 

トップスピンやスライスでのボールの回転は、スイングの軌道に合わせて、打球時のインパクトの瞬間にメインストリングの「動き」によって回転がかかります。

 

どのような動きかというと、メインストリング(縦糸)が下にずれてから、元の位置に戻ろうとする「復元力」でスピンをかける手助けをしております。

 

つまり、新しいストリングは「ノッチング」(縦糸と横糸の交わる点が、摩擦でこすれて、食い込んでいる)でキーキーと嫌な音が出ている状態や、打ちっ放しでストリングが波を打っているままになっていれば、スピンのかかりが悪くなっている状態だということです。

 

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シンセティックストリングだと、こんな感じです・・↑。

これではメインストリングの「復元力」は期待できそうにないですね。

 

ちなみにポリのストリングだと、↓

 

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ちょっと画像だとわかりにくいですかね(汗)。
ポリエステルのストリングは復元力が強い分、回転を非常にかけやすいが、テンションが緩むのが最も早いとされております。
目安は1ヶ月で、上の画像のようにここまでメインストリング(縦糸)が波を打っていると、切れていなくても張替え時ですね。

 

ポリエステル系のストリングは、切れないから丈夫というイメージが多いですが、反発力が落ちて、スピンもかかりにくくなることから、知らず知らず力みが強くなってきて、肘や手首に大きな負担をかけてしまいます。私自身、これでテニスエルボーに何度なったか・・・。痛い目にあう前に、マメに張り替えないといけないですね。

 

やはり張替え直後のストリングは、キレイに揃っており、いかにもスピンがかけやすそうで、打球感も気持ち良さそうですね↓!

 

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まだ大丈夫と思っていても、ノッチングや波を打っている状態になっていないか、ぜひチェックしてみてください。

新鮮なストリングはスピンがかけやすいですよ!
それと特に試合前はしっかりと張り替えたいものですね。

 

ストリングキャンペーンは11/29まで実施しております。新製品の機種も入れておりますので、ぜひお試しください。それと、私たちコーチが皆様のストリングのアドバイスをさせていただきますので、気軽にお声かけください!