TPPトレーニングスタジオ「フィジカルテニス」第3回目 in Ken’sテニススクール成田校

Ken’s成田校では7/30(土)に、TPPトレーニングスタジオによる「フィジカルテニス」の第3回目を実施致します!

 

フィジカルテニスとは、東京都板橋区にある「TPPトレーニングスタジオ」による、フィジカルトレーニングとテニスレッスンを融合し、心技体のトレーニングを バランス良く取り入れたクリニックとなります。年齢とともに動けなくなるのは、日常的に身体を動かす範囲が狭くなる生活をしているので、人間の身体はその行動範囲に慣れてしまいます。 動ける範囲を広げ、そこに少し刺激を与えます。それまで錆付いていた身体の「サビ」を落とすことによって、より快適でスムーズな動きをテニスに取り入れるということを目標に置いたプログラムとなります。

 

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講師の田中歩トレーナーは、数多くの国内プロテニスプレーヤーと、海外の選手も指導されております。プロ選手だけでなく、試合出場レベルから一般愛好家の方、そしてジュニア、女子連の方など、 幅広くご指導をされており、長年培われてきた確かなノウハウにより、「フィジカルテニス」ではテニス上達への新たな感覚を発見できるチャンスがあります。

 

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身体の「サビ」を落とすことによって、動きが鈍くなっていたものを スムースに動けるようにすることで、テニスのレベルが向上します。身体が動きやすくなることで、プレーの質が向上し、そして自信にもつながります。上半身と下半身の動きが劇的に変わります。

 

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テニスに必要な「ボディーワーク」、「フットワーク」を学び、フィジカルテニスのクリニックではさらにヒッティングも行うので、「スイングワーク」に活かすレッスンを行います。

 

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動画で内容の一部を紹介します!

 

 

 

2部に分けて実施をしますが、第1部ではテニスに必要な「フットワーク」、第2部では「ボディーワーク」を学びます。

身体の使い方をインプットすることで、プレーの上達を目指します。テクニックの上達に必要な身体の使い方のノウハウを学ぶことが出来ます。

 

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PDFでご覧になりたい方はこちら

 

Step、年齢、男女問わず、どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお申込ください。

第1部(フットワーク編)と第2部(ボディーワーク編)を連続でお申込の方は、一つの参加費を¥1,000割引になりますので、ぜひご利用ください。

 

お申込はこちらまで
Ken’sインドアテニススクール成田

TEL:0476-23-3338

新コーチ紹介 ソフトテニス全国3位「木川コーチ」【Ken’sインドアテニススクール成田】

こんにちは。稲葉です。

 

Ken’s成田校に期待の新人、「木川拓也(きかわ たくや)」コーチが加入しました。

 

木川コーチは、ソフトテニス界では超有名人で、全日本ソフトテニス選手権で3位の実績を持つ実力者です。


これからレッスンを受け持つために、現在は毎日が研修ですが、アシスタントコーチとしてレッスンに入り、皆様の前に登場させていただきますので、よろしくお願いします!

 

木川コーチは、8月期よりソフトテニスのレッスンと、硬式テニスのレッスンの両方を持ちますので、ぜひ期待してください!

 

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木川コーチの過去の戦績をまとめましたが、なんとスゴイ実績です!

『中学時代』
・第37回全国中学校ソフトテニス大会→第3位
・第37回関東中学校ソフトテニス大会→優勝


『高校時代』
・第64回国民体育大会ソフトテニス 少年男子の部→準優勝
・第65回国民体育大会ソフトテニス 少年男子の部→準優勝
・第16回JOC杯全日本ジュニアソフトテニス選手権大会→第3位
・第5回ソフトテニスジュニアジャパンカップ→準優勝


『大学時代』
・第69回天皇杯 全日本ソフトテニス選手権大会→第3位
・第69回東日本ソフトテニス選手権大会→第3位
・第64回東日本大学対抗ソフトテニス競技大会→優勝
・第63回東日本大学対抗ソフトテニス競技大会→準優勝

 

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ソフトテニスの実力は間違いなく日本のトップレベルですが、現在は硬式テニスのレッスンを持つための修行をしております。

ずば抜けた身体能力とセンスがありますので、すぐに硬式テニスも実力を発揮しそうです。

 

成田校には過去に、ソフトテニスで全日本代表だった瀬利コーチや、東京で有名だった新木コーチがいましたが、2人ともソフトと硬式テニスを問題なく使い分けていました。

 

現在いる永澤コーチもソフトテニスと硬式テニスのレッスンを両方行っておりますが、トップレベルの選手となるとソフトも硬式もあまり関係なくテニスが出来るものなんですかね・・・。スゴイです。

 

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毎日の研修では、フロントスタッフたちが手伝ってくれます。球出し練習、ラリー練習と、夜遅くまでガッツリと付き合ってもらってます!

 

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ソフトテニスの研修も行っております。なかなか木川コーチの本気を見る機会が無かったので、ソフトテニスのプレーを見させてもらいました!

 

もちろん相手をするのは、永澤コーチ!彼も水郷杯の優勝、関東高校大会に出場している実力者です。

 

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ボールのスピードが速い・・。ソフトテニスの迫力を間近で体験させてもらいました。木川コーチの下半身の驚異的な強さと、安定力・コントロール力の高さ、永澤コーチの野獣のような強烈なスピードのストロークによる二人のラリーは見応えたっぷりでした!

 

木川コーチが教えるソフトテニスの、「ソフトテニス体験会」のイベントを、Ken’s成田校のインドアで、7月の土曜日に実施しますので、詳しい情報はまた流します!

 

期待の大型新人の木川コーチを、今後ともよろしくお願いします!

【Ken’s Narita Junior Tennis Project】 太田心ちゃん、関東中学生選手権大会 出場決定!

こんにちは。稲葉です。

 

Ken’s Narita Junior Tennis Projectの太田心ちゃんが、先日行われた第35回千葉県中学生テニス選手権大会、個人の部シングルスで見事勝ち抜き、千葉県の代表として関東中学生選手権大会出場の切符を手に入れました。

 

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太田心ちゃんは、小さかった頃から、キレイなフォームと素早い走りでセンス抜群のテニスをしておりました。チーム発足からのメンバーで、今日に至るまでほとんど休むことなく練習を続けてきたスゴい努力家です。私の記憶でも、テスト勉強期間以外は休んだことがほとんどありません。

 

最後の関東決めの試合で、今までの想いを全て注ぎ込んだその試合は、とても素晴らしい内容でした。いつもあと一歩のところで涙を呑んでおりましたが、今回は本当にうれしい勝利の涙でしたね。努力を続けた分、涙を流した日も多かった分、結果として実を結ぶことができて本当に感動しました。

 

本当におめでとうございます!関東大会も引き続き頑張って欲しいと思います!

 

ゴールデンウィーク各種イベント終了!

こんにちは。稲葉です。

 

連休もあと1日ですね。ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?

 

Ken’s成田校では、いろんなイベントがありましたが、たくさんの方達とテニスが出来てとても楽しかったです!

 

まず、毎年担当させていただいてる成田市テニス協会様主催のプロテニススクールですが、今年でもう10年目になるんですね。

春と秋の年2回ですが、今回は田村コーチと初参加の松田コーチと私の3人で実施しました。いろんな方達との触れ合いは、私たちもとても楽しみにしております。
この日は風が強かったのですが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!

 

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そして、同じ日にサテライトコート成田では、町田コーチによる「テニス& BBQ」イベントが行われました。

 

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そして2年前に定例で行っており、好評だった最終レッスン後の「とことんラリー」イベントです。30分間、とことんラリーをする企画なのですが、3日間限定で復活しました。

 

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そして、GW中盤には1年ぶりのソフトテニスの試合に出ました。さらにフロントの二人も出ました。二人は熱心に練習をしておりましたよ!

 

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昨年は思わぬ結果を出してしまったのですが、永澤コーチから急遽エントリーすることに。ひさしぶりのソフトテニスでしたが、私は相変わらずの調子で序盤は全くボールに合わず、ソフトの世界の厳しさを目の当たりにしておりましたが、徐々に慣れてきてからは楽しい!ソフトテニスの試合の盛り上がりも、とても活気があっていいですね。

 

今年は準決勝での敗退です。私は普段と違うボールとラケットを振り続けたせいか、体はボロボロになりましたが、永澤コーチは本当によく両立できているなと感心します・・。

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そして、アウトドアのサテライトコート成田では、町田コーチによるビギナーズ1DAYキャンプと、ジュニアキャンプを実施しました!

 

【町田コーチよりコメント】

 

GWに初級クラスを対象にしたイベントを実施しました。 
 
当日は風がすごく、大変な一日でしたが、
最後には風が少し止み試合をすることもできました。
最後までやりきることができました。
 
参加して頂いた皆様ありがとうございました。

 

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暑い中大変だったと思いますが、皆さん楽しそうにプレイされておりました。

 

【町田コーチよりコメント】

8名の方に参加して頂き一日通してテニスをしてきました。
 
 
当日はすごく暑く、30℃越え!!!!
 
午前中の練習ラスト30分で一人のジュニアが暑くて少し体調が悪くなり、
休憩!!!!!そのままお昼休憩を1時間
 
大丈夫かなと心配していましたが、
最後までやりきり、最後に「今日最後までやりきったよ」とたくましく言ってくれたことに
感動しました。
 
参加したジュニアみんな終わった時にたくましく見えました!!
 
暑い中送迎していただいた親御様、参加して頂いた皆様お疲れ様でした。

 

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明日から出勤の方が多いかと思いますが、テニスのほうも引き続きよろしくお願いします!

また様々なイベントを実施したいと思いますので、ぜひご参加ください。

2016年 香取市民ソフトテニストーナメント 永澤・稲葉ペア、3位入賞!

今年もやってきた香取市ソフトテニストーナメント、昨年は永澤コーチの爆発的な技量のおかげですが、ソフトテニス初心者の私が奇跡的な優勝をしてしまいました。

 

やはり永澤コーチより、「ディフェンディングチャンピオンが出ないわけにはいかないでしょ!」と、またまた強引に出場することになり…(泣)。

 

さて、一年ぶりのソフトテニスですが、今更どうもこうもないので、頑張っちゃいます!

 

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今年も相変わらず予選リーグは慣れることに精一杯でした。学生たちはしっかりと弱点の私を狙ってくるし、当然と言えば当然のことです。

 

なんとか本戦まで勝ち上がり、少しずつ慣れ始めてきたところでしたが、今年は準決勝で敗退です。そんなに甘くない世界ですね。それにしても永澤コーチのソフトテニスはすごい迫力です。もっと上手に活かすことが出来たらなと、生意気にも反省しております…。

 

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今年もフロントチームも一緒に参戦しました!楽しかったですね。

 

ソフトテニスも非常に盛り上がっております!ロクステニスクラブでのソフトテニスレッスンも、とても活気があります。もっとサポートできるようにしたいですね!

 

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【Ken’s Narita Junior Project】宮本幸奈ちゃん 準優勝! ありのみカップ春 14歳以下の部 シングルス

Ken’s Narita Junior Project所属の宮本幸奈ちゃんが、ありのみカップ春 14歳以下の部 シングルスで準優勝しました!

 

決勝戦は、前回対戦した相手と久しぶりに当たりましたが、幸奈ちゃんとの対戦をすごく楽しみにしていただいて、とても素晴らしい試合をお互いにしたようです。

 

準優勝、おめでとうございます!

 

また引き続き頑張りたいと思います! 

 

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ダブルス、こんな時どうする? Vol.5「雁行陣、相手のボレーが短くなったらどうする?!」

こんにちは、稲葉です。

 

今回は、Ken’s四街道校の旭コーチKen’s海浜幕張校の富田コーチKen’sエストーレ校の松元コーチがモデルとなってくれました。

3人とも私の師匠的な存在です。Ken’s千葉会場で、ちょうど集る機会があったので、ナイスなタイミング。支配人の澤村コーチが別の仕事で忙しくしている合間に、ちょっぴりコートを拝借!

 

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今回は、並行陣のペアを相手に雁行陣で対戦している時の、相手のボレーが短くなった時のシチュエーションです。

 

以前ご紹介させていただいたダブルスで使う「3つのボール」ですが、

①落とし球

②上げ球

③突き球

 

これらの球質を使用して、画像下↓の町田コーチは頑張って並行陣相手にストロークでラリーをしております。

頑張った結果、相手のボレーのボールが短くなりました。というところからです。

(もちろん、意図的にわざとボレーを短く打たれることもあります。)

 

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しつこくボレーで粘られるのも嫌なものですが、雁行陣後衛の目の前は大きなオープンスペースがあります。

 

左右だけでなく、前後に揺さぶられるのは、本当にきついものです。これが意外とやりにくいですが、前に短いボールを打たれるのを想定して雁行陣のラリーをしなければ、短いボールに対しての反応が遅くなり、ミスをしてしまうことが多くなります。

 

相手のボレーの打球が短くなったら、ストローク戦の延長として、いつでもネットに出て行く準備が大事ですね。

 

まずは、短いボールに対して、アプローチショットを使って、前に出に行く勝負をしたいところです。

 

ここでの注意点は、せっかく前に詰めに行ったが、ボレーヤーへ浮いた打球になってしまうと、逆に強く打ち込まれてしまうので、しっかりとボレーヤーの足元に沈めることです。

ここで使うのは、「落とし球」となります。

 

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ここで動画での紹介になりますが、ちょっと上手く行き過ぎましたね…。↓

 

 

しかし、このパターンしかないと、相手並行陣ペアの前衛がポーチを狙いに出てくることがあります。

相手前衛の動き方などを、試合中に見極めることが必要になりますが、ポーチに出てくるのを抑えるためには、もう1つのパターンが欲しいところです。

 

「落とし球」を使ったアプローチショットだけでなく、いざという時に実戦で役に立つのが前衛へのスピードボールです。

ここでは、「突き球」を使うことになります。

 

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動画での紹介です。ここで大事になるのが、足元へ沈める「落とし球」と、前衛に突いていく「突き球」の打球スピードやスピードを、変化をつけることです。

 

曖昧な打球になってしまうと、逆に最短距離となる前衛からのボレーを喰らう形となってしまいますので、しっかりとプレス(圧力)をかけて打ちたいところです。

 

 

そして、よくあるパターンとして、相手並行陣のボールが浅くなり、処理をする準備が遅れてしまった時に(あるいは弱気になってしまったと時に)、アプローチショットをロブで回避しようとすることです。

 

相手前衛のスマッシュやハイボレーなどの返球能力が低ければ問題はないのですが、相手前衛は体制不十分で処理をした時のロブは、大概見抜いていることが多いものです。

 

そこで、スマッシュを打たれることが多くなりますので、前に詰めることが非常に怖いものとなってしまいます。

 

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動画での紹介です。↓よくこんな場面がありますよね。短いボールに対するケアを怠ってしまうと、攻められたはずの展開が守らざるを得なくなってしまいます。

 

 

ここで、並行陣側の前衛の立ち位置です。

パートナーのボレーの配球が良いと、やはりポーチが狙いやすくなるので、立ち位置が前になります仮に浅くなったとしても、甘いアプローチになりそうであれば、ポーチを狙えるチャンスにもなりますので、怖がらずに位置を前にして、相手にプレッシャーをかけられると良いと思います。↓

 

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逆に、パートナーのボレーの配球が甘くなって、相手が勢い良く攻めに来そうであれば、立ち位置を調整して後ろ気味に構えることも必要になってきます。

 

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この辺りは、展開の様子を伺って、臨機応変に対応できると良いと思います。

 

同様に、雁行陣側の前衛ですが、パートナーのアプローチが良い形では入れそうであれば、次にポーチに出る準備をするために、タイミング良く前に詰めて、2人がかりでプレッシャーをかけることも出来ます。↓

 

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そして、やはりパートナーの後衛が前のスペースをケアしていることを怠ってしまい、やっと拾えたボールはチャンスになりやすいので、立ち位置を下げて、前に詰めた後衛よりも下がるケースになります。↓

 

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なかなか並行陣相手に、前に詰めに行くことは勇気の要るものですが、雁行陣で頑張ったベースラインプレーの延長として、アプローチショットから前に詰めて、ネットプレーも織り交ぜてポイントを取りに行くこともおススメします。

 

次回は、旭コーチの得意なアングルボレーを使ったシチュエーションをご紹介したいと思います。

【Ken’s Narita Junior Project】宮本幸奈ちゃん 準優勝! シルクカップ春 14歳以下の部 ダブルス

Ken’s Narita Junior Project所属の宮本幸奈ちゃんが、シルクカップ春 14歳以下の部 ダブルスで準優勝しました!

 

ペアは全国大会に出場しているアポロコーストテニスクラブの木津結依葉ちゃんです。とてもペアを組むことを楽しみにして練習を積みました。今回は惜しくも準優勝でしたが、これからの二人のご活躍を期待したいと思います!

 

準優勝、おめでとうございます! 

 

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【Ken’s Narita Junior Tennis Project】 宮本幸奈ちゃん 14歳以下 関東ジュニアテニス選手権大会出場決定!

こんにちは。稲葉です。

 

Ken’s Narita Junior Tennis Project所属の宮本幸奈ちゃんが、先日行われた第41回千葉県ジュニアテニス選手権大会の14歳以下女子シングルスの部で、昨年の12歳以下の部に続き、2年連続で千葉県の代表として関東ジュニアテニス選手権大会出場の切符を手に入れました。

 

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宮本幸奈ちゃんは、テニスも勉強も習い事も何でも全力投球の頑張り屋さんで、毎日の練習ではいつも声を張上げて一生懸命に取り組んでおります。

 

いつも元気で前向きの彼女ですが、怪我や体調不良、辛い敗戦・出来事の時もありました。多くの経験を得て、彼女は成長していきましたが、この1年間一つの目標だった関東ジュニアに行くことが出来ました。

 

本当におめでとうございます!

 

この先の関東ジュニアに向けて、またしっかりと練習を積んで、さらに成長して欲しいと思います。

 

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Ken’s Narita Junior Tennis Projectは、人数も少なく、大きなクラブのような組織的な活動は出来ませんが、その分一人一人に対してたくさんの練習が出来ます。

Ken’s Narita Junior Tennis Projectのアウトドアでのレッスン以外に、Ken’s成田校のインドアレッスンも受講できるので、多くのコーチたちが教えてます。スタッフ一同、みんなで応援しております!

ダブルス、こんな時どうする? Vol.4「雁行陣、ストレートロブを上げて、抜けた後どうする?!」

こんにちは。稲葉です。

 

前回の続きである「ロブを上げた時の対処」についてですが、前回はロブを相手前衛のバックハンドボレー側に上げるものでした。


今回は、その上げたロブが相手前衛の上を抜けた場合を想定したケースを紹介します。

 

ロブには、追い込まれて十分な体制で打てない場合、立て直すことに時間を稼ぐためのロブもあれば、積極的に相手の陣形を崩して形勢逆転につなげるための攻めのロブがあります。

 

ここでは、相手前衛の上を抜くことが出来た場合のシチュエーションです。そして、相手後衛がバックサイド側に追いかけて、抜かれた前衛はフォアサイド側にサイドチェンジをします。


まずは、抜くことが出来たら、ラッキーだなと思うのが普通だと思います。

 

ちょっとスピードの乗った攻撃的なスピンロブだと、時間を奪うこともできるので、相手後衛はますます返球に苦しむことになります。

 

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相手が右利きであれば、バックハンドストロークでの返球となり、技術的には難しい形となります。


ロブで抜けた形となるので、当然バウンドは高くなるので、さらにバックハンドストロークの難しい打点で打たせることになります。場合によってはスライスで返球させることにもなりますね。

 

ここで、相手後衛はサイドチェンジをして、バックハンドストロークで返球をするコースですが、一応追い込まれているので、基本的には私たちの次の攻撃に気をつけた形で返球をすることになると思います。

 

そうなると返球コースは、センター寄りから、ストレートへのコースとなります。↑

 

そこで、見方の前衛の次の行動は出来ているかどうか?ポジションは、そのままになっていないか?

相手前衛がスマッシュなどの攻撃が出来そうもないと判断できれば、前回紹介した記事の、バックボレー側に上げて、前に詰めてボレーでカットするパターンと同じく、抜けてサイドチェンジをする相手に対して、返球コースにプレッシャーをかけるためにも、前に詰めることのメリットが多いです。

 

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ここでは、いくつかのポイントとして、

・詰めるタイミングが大事。詰めるのが早すぎて、逆にロブで抜かれ返されても勿体ないだけです(せっかく抜いたのに)。

・後ろに残っていることで、せっかく抜いたロブによる攻撃に転じるチャンスを見逃すことになってしまう。

・後ろに見方の後衛がいることで、後ろ側は安心して任せる気持ちで、思い切って前に詰めたいところです。ポーチに出れなくても、相手の返球コースを狭めることが出来るだけでも、十分な効果があります。

・もちろん、次のボールをどんどんカットしていくつもりで、積極的にポーチを狙いにいきたいところです。間違いなく相手のほうが苦しい場面なので、ここが美味しいチャンスです。

 

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↑前に一気に詰めるよりも、1ステップジャンプを入れながら詰めるようにすると、左右への対応が容易になると思います。場合によっては、一気にストレートの返球を狙いにいって、こちらがサイドチェンジするほど、ポーチに出ても良いケースがあります。

 

前に詰めるタイミングが良いと、クロスへの返球を誘うことも出来ます。そのクロスの返球が浮いていれば、相手前衛側に打ち込むことができますし、クロスの短いところに沈めることも出来ます。↓

 

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ここまでやれれば、相手にプレッシャーをかけることが出来ますが、相手は落ちついて正しい判断をした場合、単純にしっかりとしたストレートコースを打てば、問題は少なくなります。ですので、これだけでは不十分です。ロブを抜いて、見方前衛が前に詰める。これだけでは、まだ70点となります。

 

自分の打ったロブが相手前衛の頭上を抜けて、相手後衛がサイドチェンジをしながら追いかけている際に、自分自身が前に詰めて、返球されてきたボールを前で打つことが出来れば、さらに相手の「時間を奪う」ことが出来ます。↓

 

ここまで出来れば、かなりの高い確率で相手を苦しめることが出来ます。あまり躊躇して詰めるのが遅すぎると、自分自身への足元に打たれやすくなるので、気持ち良く出たいものですね。ただし、相手もロブを打ち返すチャンスもあるので、大事になってくるのが「タイミング」だと思います。

 

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ロブは、つい守りのイメージがありがちですが、緩急として積極的に入れることで、相手のミスを誘ったり、陣形を崩すことにつながることになります。

 

単調なクロスラリーだけで、相手にペースを慣れさせるのでなく、チェンジオブペースをするためのパターンとして、積極的に取り入れることで、いざという時に大いに役に立つものとなります。積極的な使い方をするために、2人がかりで行うパートナーとの連携が重要ですので、これぞまさにダブルスの醍醐味というパターンだと思います。